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都市型ワイナリー

近頃はマイクロワイナリーだけでなく、都市型ワイナリーという形態も注目されています。


東京、大阪など大都市圏で醸造を行っておりますので、お客様からはとにかくアクセスがよく、ワイン造りを身近に感じられるという利点があります。世界的にもそんなワイナリーが増えているようです。


それどころか、駅やビルを歩いていたら、どこかのワイナリーやブルワリーのショースペース?のような感じに醸造タンクが置いてあり、でも実際にそこでも作っているらしい?みたいな感じで驚くこともありますね。


※ワイナリーではないですが、以前東京駅醸造所を見かけた時には正直驚きました。本当にそこで日本酒作っていましたよ! 写真はそこのHPより。



従来のぶどうを栽培して、その土地の個性を活かして、という発想とは異質な面もありますが、逆にお客様が気軽に立ち寄れる地の利を活かした活動ができる点、メリットも多いです。郊外にぶどう畑を持っているというケースもありますが、畑は持たず、レストランやバル併設なんていうパターンも多いですね。


郊外のワイナリーまで足を運ぶほどではないけれど、日常的にワインを楽しむといった層にはこちらの方が親しみやすいかもしれません。テロワールがどうとか、実際のぶどう生産地の雰囲気を味わうべきだとか、ワイン専門家があれこれ言う難しそうなことには興味がなく、楽しめれば十分!というのがほとんどの消費者の感覚でしょうから。(昔の私もそうでした。(笑) まあ行ければ行きたいなぁ、でもちょっと遠いなぁって感じですね。)


それにこうしてワイン作りに興味を持って頂いて、裾野が広がっていかなければ郊外のワイナリーまで行ってみようと思う方も増えませんでしょうし。


皆で補完しあって盛り上がって行きたいものです。


一方で都市型ワイナリーには原料ぶどうの入手経路の確保や、固定資産税の高さなどのデメリットもありますので、そこの対応が成功のカギかもしれません。ぶどうの方は地方の農家さんと上手く繋がりさえすれば何とかなりますが、固定資産税は大変でしょうね。このため大規模にするのは極めて困難で、必然的にマイクロワイナリーになるのです。


ちなみに正直私の活動も、ぶどう栽培を頑張る。。。と言うより、食事と合わせた楽しみ方の手ほどき的な方に偏っていますので、そちらの方が合っていたのかも。。。とも思いますが、それはそれで、この2つの問題で行き詰まりそうな心配もありますし、自分で栽培したぶどうではないとしても、使うぶどうは生産者の顔だけでなく、人となりも知りたいところもあり、こんな感じに落ち着いているのです。

 
 
 

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